【気になる子どもの行動】言葉が遅い

子どもの「気になる」行動について専門家に聞いてみました

一人で遊べる時間が増えたり、少し言葉が出るようになったり、子どもの成長を実感してうれしいと思う反面、自我の発達に伴って自己主張も激しくなり、「これって大丈夫?」と不安に思うことはありませんか。多くのママが疑問や不安を感じる子どもの「気になる」行動をリストアップしました。

言葉が遅いです
イヤイヤ期 対応 3歳 発達障害
結城教授

「言葉が遅い」ということには、発語量が少ない、知っている言葉が少ない、発音が不明瞭で遅いといったさまざまなパターンがあります。言葉の発達は個人差も大きく一概には言えませんが、言葉が遅いなと感じたら、まずは気軽に健診や専門機関などで相談することをおすすめします。

言葉の発達は、語彙数や文といったことだけでなく、コミュニケーションの手段として十分機能しているかどうかも気にかけてほしいところです。伝えたいことがあって、うまく言葉にならないようであれば、言いたいことを代弁してあげましょう。

 

幼稚園ガイドブック&よりよい発達ってなんだろう?Vol.93

気になるこんそーしあむとは...

子どもの発達は発達は十人十色。多様性や個性を大切にし、それぞれの子どもに合った育て方、対処ができるよう、発達への理解を深め、子育ての不安を減らしていきましょう。 これまで発信した「発達」に関する記事の一覧 これまで発[…]

お話を伺ったのは

國學院大學人間開発学部 子ども支援学科 結城 孝治教授

専門は臨床発達心理学、発達心理学。子どもの思いを理解し、子ども視点での子育ての在り方を、自らの子育て経験も交えつつ、わかりやすく解説してくれる。保育所等での発達心理相談の経験も豊富。