雛祭り・春パーティーにおすすめ!わくわくちらし寿司

お祝いに食べられることが多いちらしずし。ピンクや黄、緑など色とりどりで、まるで春の野原みたい!
酢しめし作りや盛り付けは、みんなもお手伝いしてみようね。

紹介記事は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:春の号で掲載しています。

おいしいえほん ビタミンママ

春の旬野菜たっぷり 春色チラシの作り方

【材料(4~5人分)】
〈すしめし〉
米:2合
こんぶ(5㎝四方):1 枚
すし酢:大さじ4
れんこん:小1節(約100g)
にんじん:5㎝
干ししいたけ(3/4 カップの水でもどしたもの):3枚
酒、みりん:各大さじ1
砂糖、しょうゆ:各大さじ2
錦糸卵:卵3個分(作り方は下段を参照)
ゆでえび(大):5尾
れんこんのうす切り:5枚
なのはな:1/3束
スナップえんどう:3個
白いりごま:少々

【作り方】
①米を洗い、分量通りの水とこんぶを入れて炊く。
②すしめしの野菜はすべて細切りにしてなべに入れ、干ししいたけのもどし汁1/2 カップ、酒、みりん、砂糖、しょうゆを入れて火にかける。沸騰したらふたをして弱火にし、約15分煮る。
③れんこんは、花形に切り、さっとゆでて、すし酢(分量外)少々をふる。なのはなは塩ゆでし、食べやすい長さに切る。スナップえんどうもすじをとって塩ゆでし、ななめ2~3等分に切る(塩ゆでの塩は分量外)。
④ご飯が炊きあがったらこんぶをとりだし、大きめのボウルにうつす。すし酢をまわしかけ、切るようにまぜる。2~3分おいてからうちわであおいでさまし、汁けを切った②をくわえてまぜる。
⑤うつわに④を盛り、錦糸卵、えび、③を乗せ、ごまをちらす。

【錦糸卵の作り方(卵3個分)】
①ボウルにかたくり粉、水各大さじ1を入れてまぜあわせる。卵3 個をわり入れ、塩少々をくわえてよくまぜる。 ②フライパンにうすく油を熱し、卵液を3 回くらいにわけてうすく広げて両面を焼く。すべてかさねて細切りにする。

ちらしずしをおいしく作るポイントはここ!

ポイント①:酢をまぜるときは、ねばりけがでないように切るようにまぜます。酢が全体になじむまで2~3分おきます。
ポイント②:酢をまぜるときは、ねばりけがでないように切るようにまぜます。
ポイント③:具は広げるものから。緑色の野菜をポイントに使うときれいにまとまります。

ちらしずしが、お花の形にかわいく変身!花形すし

【材料(1本分)】
焼きのり:1枚
「春色ちらしのすしめし:250~300g
きゅうり(たて4つわりにしたもの):1本
【作り方】
①花型のまきすに、のりをおき、すしめしを広げる。

ご飯はたいらになるようにしきつめます。

②まん中にきゅうりをのせ、手前側から半分まきこみ、向こうからもまきよせるようにしてまきすの両はしをよせる。
③まきすの両はしを上向きに合わせてつまみ、形をととのえる。
④食べやすい大きさに切り分ける。
おいしいえほん ビタミンママ

ちらしずしをアレンジ「花形すし」(撮影協力:貝印株式会社

もっと知りたい!ちらしずしのこと

ちらしずしは、見た目もはなやかで、おいわいムード満点! 使われている食材にも、いろいろな意味がこめられています。ちらしずしをよりいっそう、ごうかに見せてくれるえびは、曲がったからだとひげから、「長生きのシンボル」とされ、健康を願う気持ちがこめられています。れんこんは、穴があいていて向こう側が見通せることから、「将来の見通しが明るい」という意味があります。錦糸卵は、きみを金、しろみを銀にたとえ、さらに二色と錦のごろあわせから、ごうかな錦のおりもの、「金銀財宝」をあらわします。ちらしずしは、こうしたえんぎのいい食材を色にちりばめた、おいわいの気持ちがこめられた食べものなのです。
【えんぎのいい食材】

「おいしいえほん」とは…

おいしい絵本 ぎょうざ ビタミンママ

「ビタミンママのおいしいえほん」は、年4回発行の食育フリーペーパーです。

お気に入りの絵本に出てくるおいしそうなあの料理。どんな味かな? どうやってつくるの?
想像をふくらませて、親子でキッチンに立ってみたり、絵本をめくってゆっくりお話ししてみたり。「そんな楽しい時間がもっともっと増えますように」そんな思いで「おいしいえほん」をつくっています
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