くいしんぼうさんにはうれしい秋。畑や森や山には、おいしい食べ物がたくさんみのり、動物たちも、おなかいっぱい食べられる、しあわせな季節。絵本をひらくとおなかがすいてきますよ。
紹介する絵本は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:2024年秋号で掲載しています。
『20ぴきのおいしいあき』(ひかりのくに)
さあ、なにをつくろう!ねずみの一家の秋のテーブル
20ぴきのねずみのかぞく。お父さんから秋の訪れをきき、みんなで秋のおいしいほものを見つけに山へむかいます。きのこ、やまぶどう、くり、どんぐり・・・。たくさん持ち帰って、みんなでお料理。ねずみのかぞくの大きなテーブルには秋のごちそうが並びました。
『ぶどうおいしくなーれ』(大日本図書)
おいしくなるおまじない でもね、あーらふしぎ?
おいしいぶどうを食べるためのおまじない。「ぶどーる、ぶどーる、おいしくなあれ!」ところが、なかなかうまくいきません。何度もためしてみたけど、いろんなものになっちゃった!いつになったらおいしいぶどうは食べられるかな?
『おもいおいも』(教育画劇)
さつまいもが泣いちゃった!わかるかな、おいもの気持ち
大きくておもい、さつまいも。みんなで、えっさほいさと運びますが、「おもすぎる!」すると、どこからか泣き声が聞こえてきました。声の正体は、さつまいも。甘くて大きくなるには、ずいぶん工夫したようなのです。
『かぼちゃスープのおふろ』(小学館)
のんだら、さあたいへん!あったかスープのおふろ
ある寒い日、くまさん、アルパカさん、ねこさんは、たくさん遊んだのでおなかがぺこぺこ。森の中を通って帰るとちゅう、いいにおいのするかぼちゃスープのおふろを見つけました。看板には、「スープはぜったい飲まないように」とかかれていましたが、3びきはつい・・・。
『おばあちゃんのおはぎ』(佼成出版社)
秋のお彼岸は、おばあちゃんとおはぎづくり
学校から帰ると、おばあちゃんがあずきを煮ていまいした。お彼岸のおはぎを作るためです。きりちゃんもお母さんと弟といっしょにお手伝い。出来上がったおはぎは萩の花といっしょになくなったおじいちゃんの写真にお供えしました。
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