読んでみよう!秋のおいしいえほん

くいしんぼうさんにはうれしい秋。畑や森や山には、おいしい食べ物がたくさんみのり、動物たちも、おなかいっぱい食べられる、しあわせな季節。絵本をひらくとおなかがすいてきますよ。

紹介する絵本は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:2024年秋号で掲載しています。

『20ぴきのおいしいあき』(ひかりのくに)

作・絵/たしろ ちひろ ひかりのくに 1,480円(税込)


さあ、なにをつくろう!ねずみの一家の秋のテーブル
20ぴきのねずみのかぞく。お父さんから秋の訪れをきき、みんなで秋のおいしいほものを見つけに山へむかいます。きのこ、やまぶどう、くり、どんぐり・・・。たくさん持ち帰って、みんなでお料理。ねずみのかぞくの大きなテーブルには秋のごちそうが並びました。

『ぶどうおいしくなーれ』(大日本図書)

作/矢野アケミ 大日本図書 1,320円(税込)

おいしくなるおまじない でもね、あーらふしぎ?
おいしいぶどうを食べるためのおまじない。「ぶどーる、ぶどーる、おいしくなあれ!」ところが、なかなかうまくいきません。何度もためしてみたけど、いろんなものになっちゃった!いつになったらおいしいぶどうは食べられるかな?

『おもいおいも』(教育画劇)

作/木坂 涼 絵/どう なつみ 教育画劇 1,210円(税込)

さつまいもが泣いちゃった!わかるかな、おいもの気持ち
大きくておもい、さつまいも。みんなで、えっさほいさと運びますが、「おもすぎる!」すると、どこからか泣き声が聞こえてきました。声の正体は、さつまいも。甘くて大きくなるには、ずいぶん工夫したようなのです。

『かぼちゃスープのおふろ』(小学館)

作/柴田ケイコ 小学館 1,540円(税込)

のんだら、さあたいへん!あったかスープのおふろ
ある寒い日、くまさん、アルパカさん、ねこさんは、たくさん遊んだのでおなかがぺこぺこ。森の中を通って帰るとちゅう、いいにおいのするかぼちゃスープのおふろを見つけました。看板には、「スープはぜったい飲まないように」とかかれていましたが、3びきはつい・・・。

『おばあちゃんのおはぎ』(佼成出版社)

作・絵/野村 たかあき 佼成出版社 1,430円


秋のお彼岸は、おばあちゃんとおはぎづくり
学校から帰ると、おばあちゃんがあずきを煮ていまいした。お彼岸のおはぎを作るためです。きりちゃんもお母さんと弟といっしょにお手伝い。出来上がったおはぎは萩の花といっしょになくなったおじいちゃんの写真にお供えしました。

※価格は2024年9月現在のものです


えほんを紹介してくれた人

えほん専門書店「南と華堂」 井上 優子さん
子育てをするなかで、 親が子どもに絵本を読ん であげるということが、 子どもにとっても親 にとっても、とても大切なんだということを 実感し、 絵本の魅力に惹かれて、 読み聞かせ ボランティアの活動を10年ほどしてきました。 親の介護のため実家に移り住むことになり、 絵本の魅力を伝えることをライフワークにし たいという思いから、 日野市南平に絵本の店 「南と華堂」 を開きました。「南と華堂」HPへ


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「おいしいえほん」とは…

おいしい絵本 ぎょうざ ビタミンママ

「ビタミンママのおいしいえほん」は、年4回発行の食育フリーペーパーです。
お気に入りの絵本に出てくるおいしそうなあの料理。どんな味かな? どうやってつくるの?
想像をふくらませて、親子でキッチンに立ってみたり、絵本をめくってゆっくりお話ししてみたり。「そんな楽しい時間がもっともっと増えますように」そんな思いで「おいしいえほん」をつくっています
もっと、詳しくはコチラ▶︎

おいしいえほん 食育 ビタミンママ

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