新米をおいしく食べよう!

秋は新米の季節です!
今年とれたおいしい新米をもっとおいしく食べるために、気をつけておきたい、ごはんの炊き方のポイントを紹介します。

新米って?

秋に収穫し、その年の12月31日までに精米、包装された米を新米と呼んでいい決まりになっています。米の品種や地域によって時期に違いがありますが、だいたい8月くらいから、暖かい地方の新米から順にお店にならびます。米のふくろに新米のシールが貼られていることも多いのですが、「年産」の表示でも確認できます。

紹介記事は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:2024年秋の号で掲載しています。

おいしい新米の炊き方

point1 きちんと計る

お米の量は水加減に関係するので、きちんと計ることが大切です。米のカップは1カップ180ml。カップのふちすりきりいっぱいになるように、指やさいばしなどですりきります。無洗米は表面のぬかをとっているぶん、米のつぶが少し小さくなっています。精米用のカップだとかたく炊きあがってしまうことがあるので、無洗米専用の計量カップをつかいましょう。

point2 手早く洗う

米は乾燥しているのでとても水をすいやすい状態です。最初はたっぷりの水で手早くぬかを落とすくらいで水をすて、あたらしい水にかえましょう。このとき、ボウルにザルをかさねて洗うと、ザルをもちあげるだけでサッと水をかえられ、くだけた細かい米のつぶも下に落ちるので、炊きあがりがねばねばしません。

point3 水かげんはぴったり

炊飯器の内がまの目もりどおりに水をそそぎます。夏なら30分、冬なら1時間おいて水をすわせてから炊きはじめると、しんまでふっくら炊きあがります。炊飯器によっては、この水を吸わせる時間も炊飯時間にふくまれていることがあります。
<新米ポイント!>
新米はみずみずしく、あまり水をすわないため、きもち少なめの水加減にしましょう。

point4 やさしくほぐす

炊きあがったら、手早くきるようにごはんをほぐします。こうすることで水分のばらつきがなくなり、よぶんな水蒸気がぬけてふっくらとします。

監修:江口恵子

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