「ことしもあとすこしね」と、おうちの人はいそがしそう。でも、みんなの心は、うきうき、わくわく!……でしょ?だって、新しい年をむかえる準備は、ちょっと特別ですからね。
紹介する絵本は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:2024年冬号で掲載しています。
『おもちのきもち』(講談社)
まっしろ大きな「かがみもち」いろいろなやみがあるんです
たたかれ、のばされ、ちぎられて、ペロリとたべられてしまう。そんなきょうだいたちをみていた「かがみもち」はこりゃたいへん!とにげだします。とちゅう、おなかがすいたので、じぶんの足をカポッとひとくち。おや、おいしい!とさらにパクパクゴックン!
『くまのこのとしこし』(講談社)
お正月をまつ、くまのこ。「らいねん」ってなんだろう
くまのこの家では、来年をむかえる準備がはじまりました。お父さんやお母さんは大そうじをしたりおせち料理をつくったり。今年がおわるってどうゆうこと?来年ってどんなもの?とくまの子はどきどきしながら来年がくるのをまっています。
『おせちのおしょうがつ』(世界文化社)
おせち料理のいみがわかる!おせちたちの大ぼうけんものがたり
おせち料理のなかまたちがじゅうばこの車でドライブにでかけます。めざすは「かがみもち」の家!うんてんしゅは「かずのこ」です。とちゅう、「こぶまき」や金色のたからものみたいな「きんとん」などおめでたい料理のともだちが「のせてー!」とやってきます。
『おもち』(福音館書店)
おもちが焼けるようすが、うつくしい木版画で表現されています
あみのうえにおもちをのせると、じりじりとあつくなってきて、おもちのいいにおいがしてきます。ぷぅーぷくぷく、ふくらんだらやきあがり。やきたてにのりをまいたりあんこやきなこをつけて、さあ、いただきましょう!
『十二支のお節料理』(BL出版)』
神さまがえらんだ12の動物たちがおせち料理をつくります
お正月をいわうために年神さまは12の動物をえらび、じゅんばんに係をきめました。まずはねずみたちが家のそうじとかざりつけ。つぎは田畑にくわしいうしが材料をえらんではこびます。とらやうさぎも、てぎわよくはたらきます。雪がしずかにつもりはじめると家に年神さまもやってきたようです……。
※価格は2024年11月現在のものです
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