妻の本音VS夫の本音 夫婦の本音座談会

座談会で語られた赤裸々な夫婦関係

今回の座談会の主な狙いは夫の本音を聞くこと！
妻の不満や意見は比較的よく目にしたり、耳にしたりしますが、夫の本音はあまりでてきてないような・・・。
そこで、ぜひ夫側の本音を聞き出したい！ということで、夫婦の本音座談会の開催と相成りました。

夫婦の家事分担や育児について、将来についてなどの大筋の内容は、2023年1月発行の本紙『ビタミンママ 別冊 夫婦。』に掲載中です。

Webでは、もう少しディープな夫婦の関係について語っていただきます。

座談会スタート

この日集まってくれた男性陣はみんな50代前後。3人とも企業にお勤めで、奥様は専業主婦かパート勤めということでした。そのためか、家庭の家事・育児はほぼ奥様におまかせ。自分たちが進んで家事をやるとか、やらないといけないという感覚が少し乏しいようです。

女性陣は、みーさんは、大学生の娘さんを筆頭に5人の子だくさんで、専業主婦。わかさんとりえさんは共働き。こちらの旦那さまたちは、比較的家事にも育児にも協力的。ただ、夫主導で家庭内のいろいろな方針が決まることも多いようで、それには多少不満もありそうでした。

皆さん総じてご夫婦仲は悪くはないとのこと。子育てを一緒にやるという共通の目標があって、今は子育て共同体のような感じでしょうか。
ただやっぱり、細かいところでは不満も苛立ちもあるようで…。

夫婦の会話のはなし

Ｑ 妻の話をちゃんと聞いてますか？

よし：すごく聞いてます。それは自信がある。何かやってて忙しいときは無理だけど、ちゃんと聞いてますよ。

みー：うちの旦那はせっかちだから、私の話が聞いていられないみたい。「簡潔にまとめてラインして」って言われます……。まだ話してる途中にいなくなることもあるんです。すごい腹立つんですけど、私もその方がいい。家の中にいてもほぼラインで会話してます。短くまとめられるし、子どもが5人いるので、会話のほとんどは子どもの習い事や送迎の段取り、スケジュールの確認なので。

わか:　うちもそうかも。雑談は「ふーん」って聞いてるけど、子どもの体調のこととか大切な話をしてるのに、「ふーん」って言われたら「は？」ってなりますね。

よし：こっちが忙しくしてるときも、ちょこちょこ話しかけてくると、ちょっとね。

りえ:　忙しいっていうか、ゲームしてたり、テレビ見てたりすると腹立ちますね。

わか:　私は夫に「私はあなたの部下じゃない」って言ったことある。理屈っぽくまくしたてて、なんか改善策を出せみたいなことになるから。

みー：うちは会話とかじゃないから。ラインだから。

恋愛感情について

Q:旦那さんや奥さんに、今でも恋愛感情はありますか？

わか:　旦那さんに恋愛感情はもうないかな。情はありますけど。

けん:　そういう感情はもうないでしょう。お母さんだし。

りえ:　恋愛かって言われるとわからないけど、好きは好きですかね。

よし：もう、恋愛っていう感じじゃないねぇ。

りえ:　でもそれだとこの先、誰とも恋愛というか、好きっていう感情なしで一生を終わるってことですか？それは寂しくないですか？

けん:　いやー、もう嫁とそういう気持ちにはなれないな…。嫌いとかじゃないし、仲悪くもないけどね。

Q:パートナー以外と恋愛するモチベーションはありますか？

わか:失うものが大きすぎて。それなら、いいや韓流ドラマでってなりますね。

みー：毎晩ネトフリ見てます。それで満足できるかも。

けん:　俺はぜんぜんある。行けるんだったら行くけど、チャンスがないからね。

こう:　何度か未遂で終わりましたね。完遂する前にバレてしまって。。。なぜかバレるんだよね。

みー：隠しきれないのが一番ダメですね。やるなら絶対バレないようにしないと。

よし：相手からアプローチがあったら……いや、やっぱりいかないかな。

けん:俺はチャンスがあればいく。バレない自信があるからね。女性だってジムとか習い事とか、出会いはあるでしょう？そこでの出会いでときめくこととかないの？

みー：最近ジム始めたけど、女性専用だから、トレーナーもみんな女性です。

もしパートナーの浮気がわかっても離婚はしない？

けん:自分の奥さんは大丈夫って思ってんだよね。

りえ:　自分は不倫したいのに？

けん:・・・・・・・・・。

よし：考えたことないね。そんな可能性があるとも思ってないし…。

わか:　実際されたらわからないけど、ばれないように外で処理してほしいとは思いますね。

みー：そうね、家でそういう空気にはもうならないから、外でやってきてほしい。

こう:　私は前科があるので責められないですけど、どうですかね？想像できないな。

Ｑ：寝るときは、寝室・ベッドは一緒ですか？

けん:部屋は一緒だけど、ベッドは別ですね。一緒のベッドとかもうありえないでしょう？

よし：うちは布団だから。部屋は一緒で布団は別です。

こう:部屋は一緒だけど、ベッドは別ですね。一緒には寝てくれないです。

みー：寝室が別。もう同じ部屋で寝るとかは無理かもしれないです。

わか:　ベッドを２つくっつけてますけど、間に子どもがいますね。

りえ:　一緒のベッドに寝てますね。別に特に違和感もないですけど。

みー、わか:　一緒の布団に寝るっていうか、性交渉自体が一切ない。もう想像ができないです。もう何年もそういうことがないので。

りえ:　2か月性交渉がないとセックスレスというらしいですよ。

みー、わか:そんなのもうずっと前からですよ！夫婦でそういうことがある方が少数派じゃないですか？ほとんどの夫婦はセックスレスじゃないかと思います。

けん:そりゃあそうだよ。お互いに。そういう雰囲気にならないでしょ。もう男女じゃないからね。昔芸人さんが「セックスレスになってからが本当の夫婦」って言ってて、「それ！」と共感したましたね。まさにそうですよ。夫婦って、そういうことじゃないところでつながってるんでしょう。

わか:そこを何かで補わなきゃいけないですけどね。子どもを一緒に育てることがまず大切なミッションで、その中で、お互いに対しても、少し思いやりとか気遣いがあるとかですかね。

けん:何だろうね。もういるのが当たり前だからな。いないと生活は成り立たないし、子どももいるしね。

よし：そういうところじゃないところで大切なんですよ。

掲載のビタミンママ本別冊「夫婦。〜もっと「二人」を楽しむ方法。〜」（2023年１/18発売）の詳細はこちら▶︎