【2026聖セシリア小学校の校長インタビュー】子ども一人ひとりが主役。幸せな未来を創る教育改革への決意

97年にわたり、カトリックの教えを礎に、大和の地で歩んできた聖セシリア小学校。「個を生かす」教育を軸に、「表現」、「体験」を通じた「感動を伴う学び」を実践しています。

伝統を大切にしながらも、時代の変化に合わせた改革も推進。「すべては子どもたちと保護者の幸せのため」と語る校長先生に、100周年に向けた現在地についてお話をうかがいました。

お話

聖セシリア小学校久喜友子先生
聖セシリア小学校
校長 久喜友子先生

聖セシリア小学校の休み時間

3時間目と4時間目の間の休み時間は、ビタミンタイム。しっかりエネルギーをチャージして、4・5時間目の授業に備えます。(聖セシリア小学校)

変わらない「心の教育」と変えていく「学びのカタチ」

「愛されている」実感が、すべての学びの土台になる

本校は、創立から97周年を迎えた伝統あるカトリック教育の小学校です。根底にあるのは、子どもたち一人ひとりが神様に愛されている大切な存在である、という真理です。

少人数制ならではの手厚い環境で「個を生かす」教育を実践し、自己肯定感を育み、自分と同じように他者も大切にできる人間を育てること。それは、時代が変化しても決して変わることのない聖セシリア小学校のベースとなる教育方針です。

カトリックの教えを大切にする聖セシリア小学校。「宗教」の授業があり、校内のお聖堂でお祈りをする時間も。(聖セシリア小学校)

一方で、世の中は刻々と変化しています。私たちは、「子どもたちの幸せが第一」をコンセプトに、時代の変化に合わせて、新しい教育を積極的に取り入れています。「今の子どもたちにとって、最善の教育とは何か」―――教職員は常にこの問いを胸に、新しい取り組みを積極的に取り入れています。

その一つが、2025年度から新たに導入した「午前5時間制」です。子どもの集中力が持続する時間に合わせて、40分授業を午前中に5コマ行うことで、学習効率を高めると同時に、午後の時間に大きなゆとりを生み出しました。

このゆとりこそが子どもたちの個性を伸ばす「理想の放課後」を創り出しています。

働く保護者を支え、子どもの「好き」を伸ばす
「Project For Working Parents」

放課後には「セシリアジュニアアカデミー」と呼ばれる多種多様な講座に参加することができます。学習系、アート系、スポーツ系など、自分の興味・関心に合わせて選べる講座は、2026年度25種類に増えました。

幅広い講座を校内で受講できるため、保護者の方の送迎の負担なく、お子さんの興味を深めることができます。

放課後「ジュニアアカデミー」のピアノレッスン

放課後「ジュニアアカデミー」で人気の講座のひとつ、ピアノの個人レッスン。校長先生が自ら指導にあたることもあります。(聖セシリア小学校)

さらに、「アフタースクール」の制度も整えていますので、最長19時まで、専用教室で宿題を済ませたり、おやつを食べたり、友だちや先生と一緒に過ごすことができます。

電車通学の児童は19時に最寄りの南林間駅まで教員が付き添い、帰宅を見送ります。お迎えにいらっしゃる保護者の方のために、車から降りなくても送迎可能な広い駐車場も完備しています。

聖セシリア小学校「アフタースクール」

「アフタースクール」は専用の教室を完備。ここで宿題をしたり、おやつを食べたり、お友だちと遊んだり。校内なので安心して過ごすことができます

こうした取り組みを大切にしているのは、子どもたちの幸せに加え、働く保護者の方々を応援したいとの思いがあるからです。

ジュニアアカデミー、アフタースクールのほかにも、当日の朝でもOKなお弁当注文システム、スマートフォンで学校便りの確認や出欠連絡ができる「れんらくアプリ」など、これらを総合して私たちは「Project for Working Parents」と名付けました。

子どもたちの幸せは、保護者の皆さんの心のゆとりがあってこそ育まれるもの。私たちは、共に子育てを担うパートナーでありたいと考えています。

お昼はお弁当を持参するか、注文することもできます。2026年度から注文できるお弁当の種類が増え、さらに当日の朝の注文も可能に。(聖セシリア小学校)

「本物の知識」となる「感動を伴う学び」

聖セシリア小学校

「体験」を取り入れた1年生生活科の授業。「キンモクセイ」「タラヨウ」の2種類の葉っぱに鉛筆で文字を書きます。「タラヨウのほうが書きやすいよ!」「どうして消しゴムで消せないの?」――湧き上がる疑問や驚きが学びの原動力です。

本校が、「表現」と「体験」を重視するのは、そこに「感動」があるからです。座学のみで得た知識は、時と共に薄れてしまいますが、体験し、感動して得た知識は、心の深いところに刻まれ、「本物の知識」となります。

例えば、「表現」には「演劇」というオリジナル授業があり、2024年度から、大和芸術文化ホールを貸し切って発表会を実施しています。大きな舞台で、スポットライトを浴びて演じる経験は、子どもたちの自己表現力を飛躍的に高めます。

また、国際社会を生き抜いていくには、「英語での表現力」も重要になります。週2時間の英語での授業に加え、4~6年生は英会話に特化した授業を1時間増やし、ネイティブ専任教師との交流を通じて、世界とつながる喜びを体感します。

聖セシリア小学校のEC

4~6年生混合の「English Conversation(EC)」は、習熟度別に3つのクラスに分けて行われます。(聖セシリア小学校)

創立100周年に向けて、これからも「感動を伴う学び」を軸に、児童1人1人がさらに輝けるような教育を推進していきたいと考えています。

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