幼稚園から大学までがひとつのキャンパスに集う成城学園。その大きな強みを活かし、初等学校では「本当に使える英語」の修得を目指した独自のプログラムを展開しています。英語教育の一環として、探究的思考を育むプロジェクト型外国語学習や、希望者を対象とするオーストラリアでのホームステイ体験を通じ、国際理解教育を推進しています。
世界に目を向け、異文化を理解・受容しながら国際社会に貢献しようとする精神を培うことを、大切な教育ビジョンのひとつに掲げています。 今回は、そんな成城学園初等学校が誇るグローバル教育の特長について詳しくご紹介します。
「学園英語一貫教育プログラム」とは?
成城学園では、幼稚園から大学まで連動した一貫教育プログラムに取り組んでいます。 目指すのは、英語を日本語に訳さず「英語のまま理解する」態度を養うこと。そして、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を統合的に活用し、主体的にコミュニケーションができる力を育てることです。
特に初等学校の段階では、児童が頭の中で日本語に変換することなく、ネイティブに近い感覚で「英語を英語のまま理解できる」基礎力の育成を目標としています。
成城学園初等学校が実践するグローバル教育の4つの特長
1.知識を実践に変える「プログラム型・プロジェクト型融合カリキュラム(PPカリ)」
単に知識を暗記するだけでなく「生きた英語」として使いこなすため、成城学園では「PPカリキュラム」という画期的な融合カリキュラムを実践しています。
●プログラム型学習(基礎・基本): 語彙や表現を段階的にしっかり習得
●プロジェクト型学習(応用・実践): 習得した英語を使って、自分の思いや考えを伝える活動に取り組む
この2つの学習を何度も行き来(往還)させることで、知識がしっかりと定着し、実際に「使える英語」へと進化していきます。
2. 発達段階に合わせたカリキュラムとステップアップする時間数
学年ごとに英語のカリキュラム・時間数がアップ
学年が上がるごとに英語の授業コマ数が増え、子どもの成長に合わせた最適なカリキュラムを展開しています。
●1・2年生(20分×2コマ): 歌や読み聞かせを通じた耳から馴染む「音声中心」の楽しい活動や、短時間で集中して取り組める活動
●3・4年生(週2コマ): PPカリキュラム本格始動。ユニットごとに最終ゴールを決め、そのゴールに向かって語彙習得や文法を学習
●5・6年生(週3コマ): 読解や語彙学習を組み合わせた、より実践的でアカデミックな内容
また、高学年からは明確な目標設定として、英検の取得を目指し、初等学校の段階から高い成果をあげています。
●4年生終了時: 英検5級(中学初級程度)相当以上を目指す
●6年生終了時: 英検4級(中学中級程度)相当以上を目指す
3. 最先端の「ICTツール・アプリ」で楽しく自学自習
語彙力の定着や自宅での学習をサポートするため、独自のICTツールを積極的に取り入れています。
●Mole Town(モールタウン):生成AIによるコミュニケーションアプリ。テーマに沿って会話をし、「生きた英語」を学びます。発話練習以外にも語彙取得やクイズ形式で問題を解くコンテンツもあり、4技能を育てる最新アプリを導入しています。
●epic!: 長期休暇中に配信される英語の絵本アプリ。豊富なデジタル書籍に触れることで、楽しみながら「多読」の習慣を身につけます。
4.本物の異文化を肌で知る「オーストラリアホームステイ」
5・6年生の希望者を対象に、夏休みを利用した約10日間のオーストラリアホームステイを毎年実施しています。 参加する子どもたちは学内で「コアラチーム」と呼ばれ、出発前から帰国後まで、週1回放課後に手厚い事前・事後学習を行います。ただ旅行するだけでなく、しっかり準備をして臨むからこそ、異文化への理解や自立心が大きく育ちます。
オーストラリアホームステイでの様子。オーストラリアの学校で学校探検を行いました。広い庭や体育館に驚きです。