英語・フランス語・作文・図工・ダンス…多彩な選択肢から「好き」を見つける

聖ドミニコ学園小学校 私立小学校 ビタミンママ

▲聖ドミニコ学園小学校:東京都世田谷区

「真理はあなた方を自由にする」というイエス様のお言葉を建学の精神に、小学生にもわかりやすいよう宮城千鶴子元学園長が具体的な教育目標にしたのが、「よく生き、たくましく生き、愛し愛される人」です。

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▲6年生が体育館の舞台に立って披露する「聖劇」。セリフはナレーターが朗読し、ダンスと体の動きで表現。クリスマス会の一大イベントです(聖ドミニコ学園小学校:東京都世田谷区)

「よく生き」というのは知能と技能を身につけ、思考力、表現力、判断力を高め、他者のためにこの力を使うこと。「たくましく生き」は、流されることなく自分の考えをしっかりもつことです。そして「愛し愛される人」になるためには、たくさんの愛情を受けて育たなくてはなりません。子どもたちは私たち教員はもちろん、保護者や友だちの愛をしっかりと感じ、受け止めることができてはじめて、他者へのやさしさや思いやりの心がもてます。「よく生き、たくましく生き、愛し愛される人」とは、誰かのために自分の力を使いたいと考えられる生き方のことなのです。

そのためにまず大切にしているのが、基礎・基本を身につけること。低学年では学習の基礎・基本を大切に漢字と計算に力を入れています。漢字は毎週のテストで定着を図ります。中学年の算数は習熟度別に3つのクラスに分け、高学年になると担任と専科の教員によるチームティーチングでしっかりと理解を深め、中学校から始まる数学へとつなげます。

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▲英語は1~4年生までは週2時間、5年生以上は週3時間で、ネイティブの先生が担当します。低学年は日本人の先生とのチームティーチングです(聖ドミニコ学園小学校:東京都世田谷区)

また、一人一人が自分の興味や得意を見つけ、個性を磨くために10教科で専科教師が指導を行っています。英語とフランス語は小1から始まります。小学校ではペラペラになることが目標ではなく、語学への興味、異文化への関心を育てます。年間約6回のインターナショナルアワーでは英語圏の方々をゲストに招いて、その国や文化を子どもたちに英語で紹介します。語学教育は言葉だけでなく、多様性を学ぶ機会にもなり、グローバルマインドの育成にもつながっています。

さらに本校では「表現すること」も大切にしており、文章、ダンス、アート、音楽などの自分を表現する時間を多く設けているのも特長です。これらさまざまな専科の授業から自分の好きなものを小学生のうちに見出し、中高で主体的な学びにつなげてほしい。それが私たちの願いです。

目次

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聖ドミニコ学園小学校
校長:山下浩一郎先生

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