2歳児の底力を磨く富士チャイルドアカデミーの幼児英才教育!幼稚園合格の真の実力を

私立小学校の受験対策で定評のある富士チャイルドアカデミーですが、チャイルドクラブコースは満2歳から3歳までのお子さんを対象とした幼稚園受験のクラスですね。

3年保育の私立幼稚園の受験対策はもちろんですが、ご自宅近くの幼稚園へ入園する前準備として通われるご家庭もあります。人の話を聴ける、聞かれたことにお返事ができる、お友達と関わるといった社会性や協調性を育み、知育的な興味、関心を引き上げます。どこの幼稚園へ行っても役に立つことを学んでいきます。

▲「子どものいちばんの仕事は「遊び」です」と前先生。遊びの中でたくさんのことを学びます/富士チャイルドアカデミー二子玉川教室 チャイルドクラブコース(東京都世田谷区/二子玉川駅)

レッスンは母子分離とお聞きしています。まだ2歳のお子さんですから、ママと離れるのは初めて、というご家庭も多いと思います。

お子さんがママと離れることが最初のポイントになります。お子さんが泣いていても、「思い切って離れたほうが早くなじむ」と2回目からお子さんと離れるママもいらっしゃいますし、2~3カ月教室でママもお子さんと一緒に過ごして離れる場合もあります。

それぞれのご家庭にあったタイミングでお子さんもママも納得できる母子分離を行っています。どのお子さんもレッスンの流れがわかるようになると、お弁当を食べた後に、ママがお迎えに来る、と安心して過ごせるようになります。秋の幼稚園受験までにはどんな場所でも一人で自立して遊べる完全母子分離を目指しています。

レッスンの流れ、教育方針について教えてださい。

まずは「自由遊び」でたっぷり遊び、その後、先生を囲んで輪になり、一人一人のお名前を呼んで、ごあいさつをします。カリキュラムは手遊びや歌をうたったあとに、跳び箱、平均台などの運動やリトミック、ゲームなどをして、さらに約20分間の知育を行います。おやつやお弁当をいただいた後は紙芝居や絵本の読み聞かせをします。

お教室で大切にしているのは子どもたちが「楽しい」と思えること。そのために「ほめる、認める、励ます」をモットーにした指導で、一人一人の良いところを見つけて伸ばしていきます。良いところを伸ばしてあげることで悪いところは解消されていくことが多いですね。

▲知育の時間。色や形を分類するゲームや、記憶力を高めるワークブックなどにも取り組みます/富士チャイルドアカデミー二子玉川教室 チャイルドクラブコース(東京都世田谷区)

特に重要視しているのが「自由遊び」とお聞きしています。

「自由遊び」の時間は、パズルや積み木など手先の巧緻性を養う「構成遊び」と、料理やお店屋さんごっこなど大人のまねをして楽しむ「おままごと」を月替わりで行います。おもちゃを取ったり取られたりしてけんかをしたり、泣き出す子もいますが、それも大切な経験です。

遊びの中で、おもちゃを順番に使うことや何でも自分の思う通りに行かないこと、我慢をすることを学び、「ありがとう」「どうぞ」など先生やお友達との会話を通して、言葉も身に付けていきます。遊んだおもちゃのお片付けも子どもたちだけで行い、重い積み木の箱もお友達と協力して運ぶようになります。

大変なことは大人にやってもらうという受け身ではなく、自分で考えて、自分でやるという自主性を育てます。最初は個々で遊んでいることが多いのですが、3歳になるころには、お友達と一緒に遊ぶことが楽しくなります。

▲約3~40分間を確保した「自由遊び」の時間。子どもたちは思い思いに好きなことをして遊びます/富士チャイルドアカデミー二子玉川教室 チャイルドクラブコース(東京都世田谷区)

「母親講座」を毎月実施されていますが、どんな内容ですか。

「知的好奇心を育むためには」「公共の場でのマナー」「本好きの子にするためには」「良い叱り方、良いほめ方」など、毎月異なるテーマでママたちにお話をします。子育てや受験の情報交換の場にもなっています。

核家族が多いからでしょうか、あるいはスマホの普及で大人同士の会話を子どもが聞く機会が少なくなったからでしょうか、最近子どもの語彙力が不足していることを強く感じます。ママたちにはご家庭でお子さんにできるだけ話しかけて、いろんなことを教えてあげてください、とお話しています。

家庭でのしつけについて、ママたちにはどんなアドバイスをされていますか。

なんでもやってあげるのではなく、子どもが自分でできることを増やしてあげてください、と話しています。子供が転んだ時などすぐに起こしてあげたくなりますが、大人が助けることで、その子が自分で起き上がろうという気持ちを失くしてしまうことになります。

レッスンのなかで「いすとりゲーム」をやります。いすに座れなかった子は、「どうして座れないの?」って悲しい気持ちになり、泣き出す子もいます。先生は、「あれ、どうして座れなかったの?早く座らなかったからよ」と少し意地悪に聞こえることを言いますが、必ず「次は頑張って早く座りましょうね」と励まします。

「嫌なことがあっても次に頑張ろう」という気持ちを育てたいからです。嫌なことは避けて通る、ではだめなのです。お母様の意識が変わることで、子どもも大きく変わり、成長します。

▲先生のまねをして「手遊び」をします。記憶力が高まり、言葉も覚えていきます/富士チャイルドアカデミー二子玉川教室 チャイルドクラブコース(東京都世田谷区)

幼稚園受験で幼稚園の先生方がみているのはどんなところでしょうか。また、子どもに求められるのはどんな能力なのでしょう。

幼稚園の先生方は質問に型通りに答える子どもを求めているのではありません。自分で考えて質問に答えているか、相手の目を見て話を聞こうとしているか、情緒が安定しているか、お友達や先生のことなど周囲にも関心を持ってコミュニケーションがとれるかなどをみています。

保護者に求められるのは、園の教育を理解しているか、教育的配慮を持って子どものしつけをしているか、そして他の保護者の方たちとお付き合いができる社会性を持っているかなどです。

チャイルドクラブでは、特別な能力を子どもが身につけるレッスンをしているわけではありません。自分のことは自分でやろうとする自主性を育て、年齢相応の当たり前のことを当たり前にできる指導をしています。それは私立幼稚園受験で求められていることにもつながることなのです。

▲自分のことを話すだけでなく、お友達の話にもしっかり耳を傾け、関心を持てるようにします/富士チャイルドアカデミー二子玉川教室 チャイルドクラブコース(東京都世田谷区)

お話を伺ったのは

富士チャイルドアカデミー校長
前宏美先生

最新情報をチェックしよう!