在校生ママに聞きました【後編】桐蔭学園小学校

<参加者>
■Aさん(高2に長男、小6に次男、小3に三男)
■Bさん(小5に長男)
■Cさん(小4に長男)

係の話

桐蔭学園小学校 私立小学校 ビタミンママ▲クリスマス企画の話し合いでは、1~3年生にいかに楽しんでもらえるかを目標に、役割や企画などについてさまざまな議論が交わされました(桐蔭学園小学校:神奈川県横浜市)

話し合って決める経験が、責任感や協調性、自立心を育てる

Bさん:息子はボランティア委員会に参加しています。学年に応じて役割があるそうで、議事進行を務めたときは「意見が出なくて困った」などと話してくれました。学校では勉強だけではなく、副委員長や議事の進行といった人間的な成長の機会も与えてもらっていることに感謝しています。

Aさん:3年生は委員会がなく、クラスの中で係を決めます。自分がやりたい係が他の子と重なったときは話し合いをするそうです。辞退する子、絶対にやりたいんだと懇願する子などさまざまで、いろんな意見を聞きながら子どもたちで決めていくのはすごいと思います。

桐蔭学園小学校 私立小学校 ビタミンママ▲図書委員会や放送委員会など、さまざまな委員会が活動しています。写真は学園の内外にウェブや新聞を通じて情報を発信するIT広報委員会(桐蔭学園小学校:神奈川県横浜市)

Cさん:話し合う機会は本当に多いです。クラスの係もまずはどんな係が必要かを話し合うところから始めるんです。学校生活の中で責任感や協調性、自立心などが自然と身につく機会も多いなと感じます。

Aさん:席替えをするとき、好きな子と好きな席に、という試みがありました。おしゃべりが多くなるのでは、という懸念もあったそうですがここも話し合いで決めて、今ではとてもうまくいっているそうです。そんな席替えもあるのかと感心しました。

行事の話

桐蔭学園小学校 私立小学校 ビタミンママ▲コロナ禍でもできる運動会をやりたい、という児童の声で実施。当日の模様はZOOMで配信され、多くの保護者から感動の声が(桐蔭学園小学校:神奈川県横浜市)

児童主導の行事を経験することで、ひと回り大きく成長する

Cさん:コロナ禍で保護者は運動会を生で見ることはできませんでしたが、6年生がカメラ3台を回して実況付きでZOOM配信してくれたのはとても感動しました。

Aさん:6年生の息子はカメラ係で、プロのカメラマンにアングルや撮影方法などを教わって本番を迎えました。実況中継を担当した子どもたちもどうしたらわかりやすく伝えられるかを考えながら進めていたそうで、withコロナの時代の新しい運動会でした。

Bさん:宿泊行事や異学年で行く遠足など、息子はどれも終わった後はいい表情で帰ってきます。すべての行事を通して成長していることが実感できます。

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