■Aさん(中2に長男、小6に次男、ご自身も卒業生)
■Bさん(小6に長女、小4に次女)
■Cさん(小6に長女、ご自身も卒業生)
校風の話
▲8万平方メートルを超える広大な森村学園の敷地には、季節の移り変わりを肌で感じ、植物や生き物と身近にふれあえる自然があります(森村学園初等部:神奈川県横浜市)
今しかできない体験を大切に、たくさん遊び、たくさん学ぶ
Aさん:豊かな自然は森村学園の自慢です。敷地内には「森村の森」があり、毎日元気に遊んでいます。また田園地帯という立地も生かして、小2は近隣の農家さんの田んぼを見学し、校内の田んぼでもお米作りを体験します。代かきから田植え、稲刈りを経て収穫したお米は学校で炊いておにぎりに。家庭で経験できないことを、たくさんさせていただいています。
▲先生の本気は子どもたちを本気にさせる、という考えのもと、遊ぶときも先生は全力です。どちらも本気の鬼ごっこで元気いっぱい駆け回ります(森村学園初等部:神奈川県横浜市)
Bさん:先生方は子どもたちの話を受け入れてくださるので、自己肯定感が高くなりました。コロナ禍の休校時はオンライン授業をいち早くスタートしてくださり、ZOOMで毎日顔を合わせることができました。娘はチャットで写真を送ったり、日常の出来事を書き込んだり。そのすべてに返信をくださるので、子どもたちの学校へ行けない不安が払拭され、先生方の温かみを感じました。
Cさん:私が通っていた当時から、自然に囲まれた環境と、子どもたちの個性を尊重するところ、そして学校と家庭の両輪で子どもを見守るという校風は変わっていません。伝統的な部分は残しつつ、ICTの導入など、時代の流れに合わせて進化もしています。私がお世話になった先生もいらっしゃるのは、娘を学校に送り出すときの安心感につながっています。
言語技術の話
▲つくば言語技術研究所の所長、三森ゆりか氏が監修し、2018年より導入された「言語技術」。言葉を体系的に学びます(森村学園初等部:神奈川県横浜市)
自分の考えを相手に伝える術を学び、コミュニケーション能力の土台を育む
Cさん:「言語技術」の時間に作文を書くのですが、内容はもちろん、段落の付け方や句読点など、先生が採点してくださいます。自分の考えをいかに伝えるかの練習になり、買ってほしいものがあるときのプレゼンが上手くなりました(笑)。
Aさん:結論から話すようになりました。そうすることで相手が集中して聞いてくれると学んだようです。兄弟げんかでも「何が原因なのか、言語技術の授業を思い出して話して」、と伝えるとお互いに考えながら話すようになり、習ったことが身についていると実感できます。