入試の多様化が進む中学受験。中でも、英語入試は多くの学校で行われており、2023年の首都圏中学入試では、141校が導入しました(首都圏模試センター調べ)。
英語入試の増加に伴い、中学受験のために英語塾に通う子どもも増えています。
英語塾でも新たに、中学受験に対応したコースを設けるなど対応が進んでおり、ここでは神奈川・東京でおすすめの英語塾もご紹介します。
グローバル時代到来を受け、英語入試実施校が急増
グローバル時代の到来とともに、小学校で英語が必修化され、大学入試ではより高い英語の運用力が求められる傾向へと改革が進んでいます。
こうした背景から、私立中高一貫校の英語入試は、より多彩になり定着していくことが予想されます。
英語入試は、それぞれの学校により入試形式や難易度はさまざまで、英語が「必須」ではなく、英語を入試科目に「選択」できる形式を採用している学校がほとんどです。
試験内容は、一般的な筆記試験の他に、リスニングやスピーキングを実施する学校もあります。
人気校の多くが多彩な英語入試を実施
英語入試の形式でもっとも多いのが、入試科目の1つに英語を選択できる方式で、現在の英語入試の基本となっています。
「国・算・理・社」の4科、「国・算」の2科に加え、「国・算・英」という3科を選べる昭和女子大学附属昭和中学校、神奈川学園中学校、「算・国」の2科に加え、「算・英」と「国・英」の2科も洗濯できる横浜女学院中学校、玉川学園中学部、東京立正中学校など、多くの学校が独自の英語入試を採用しており、特に女子高でその傾向が見られます。
なかには立正大学附属立正中学校や清泉女学院中学校のように、英語のみ1科目入試の選択肢を設けている学校もあります。
また、英検®など、英語資格を優遇する入試形式も増えています。
学校により資格基準や採点方法は様々ですが、玉川学園中学部、トキワ松学園中学校、桐蔭学園中等教育学校、湘南白百合学園中学校などで実施されています。
算・国の得点に加え、規定の基準以上の資格をもっていれば英語の試験は免除するという学校もあります。
中学受験を視野に英語塾に通う子どもも増加
このような中学受験における英語入試の増加によって、中学受験のために英語塾に通う子どもも増えています。
幼少期から「英語・英会話を楽しく学んでいる」、また、「4科入試はハードルが高いけれど、トクイな英語が生かせるなら…」といった子どもが、これまでの学びを止めずに中学受験にチャレンジでき、志望校への門戸を広げるきっかけにもなっているためです。
また、こうしたニーズの高まりを受け、英語塾でも、中学受験コースを設置し、学習のサポートだけでなく、受験情報の提供・相談など、受験を伴走するサービスを充実させています。
新しい英語入試のキーとなる英語塾からも、今後は目が離せません。
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