長かった夏休みも終わり、生活リズムもいつものペースに戻りつつあります。
1年前には5年生の夏休みなんて遊ぶ暇など全くなく、必死で勉強しているんだろうな〜と想像していましたが、実際には適度に息抜きもしつつ、学校がない分、少し余裕を持って日々の学習に取り組めていたように思います。
それでも、まだまだやり残したこともあるなど反省点も・・・。
そこで今回は、秋以降の学習ペースに大きく影響する5年生のリアルな夏休みを振り返ります。
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塾の夏期講習が生活の中心
夏期講習の形態は塾によって様々で、朝から夕方まで1日塾でびっしり過ごす「塾完結型」もあれば、プリンが通う塾のように、授業は1日3時間だけの「家庭学習型」もあります。
お盆の間の約1週間はお休みでしたが、それ以外の期間は、3日間授業で1日休みといった具合に、断続的なスケジュールで夏期講習が組まれていました。
授業は9時から12時までの3時間。帰宅して、お昼ご飯を食べたら少し休憩して、その日の復習に取り掛かります。
授業の復習は基本的にその日のうちに終わらせるのが目標だったので、毎日夜11時ごろまでかかりました。
それでも科目によってはどうしても終わらない時もあり、そんな時は、講習日程の間に挟まるお休みの日に助けられました。
夏期講習から帰ってきても、ずっと勉強・・・。なかなか大変だったと思いますが、
「他の塾は夕方までずっと授業があるんだよ!」
とお友達も頑張っているということを原動力にしていました。
家庭に持ち帰ってくる課題の量も絶妙で、ペースが掴めさえすれば、やり残しを溜めないで、なんとか終わらせることができるので、「終わったー!」という達成感を感じられ、それがモチベーションにもなっていました。
通常授業でもそうですが、家庭学習型の塾は、親がなかなか大変です。
塾でしっかりやってくれた方が時間的にも精神的にも楽なのですが、私自身、プリンがどの程度まで理解していて、どこに課題があるのかを見極めたい気持ちもあるので、夏休みも家でできるだけ横について、復習の様子を見守り、苦戦しているところは一緒に考えて過ごしました。
その日の課題をやり終えると、私もホッとして、親子で達成感を味わう日々。
ただ、それでよかったのかと思うことも。
塾の問題をやり終えることは最低限の目標であって、それで「終わったー!」となってしまっては、それ以上ステップアップできません。
受験に向けての総合的な力をつけるためには、さらに復習を重ねたり、塾の問題以外のものに取り組んだり、そういうプラスアルファは十分ではなかったかもしれないと反省も。
ただ、時間的にはこれが精一杯でした。
思いっきり羽を伸ばす息抜きも
ある塾では5年生と6年生の2年間は、旅行などしていてはダメ!とかなり厳しい話をされているそうですが、プリンの通う塾では「この夏休みは遊べる時に遊んでおきなさい!」と話す先生もいらっしゃいます。
親としてもどこまで真に受けて良いものやら・・と思っていましたが、来年のことを考えると、今遊べるうちに遊んでおかなければ!と息抜きの時間もつくりました。
それに勉強ばかりで気になっているのが、体力と視力の低下。
学校のスポーツテストなどを見ても走るのが遅くなっていたり、少し運動しただけで疲れたりと、明らかに体力の低下が見られ、視力もかなり悪くなってメガネ生活になってしまいました。
外遊びが減ると視力の悪化にもつながるとか…。
そこで勉強の合間にはなるべく体を動かし、自然に触れることを心がけました。
区民プールに行ったり、お盆休みには長野の2500メートル級の山に親子でチャレンジしたりもしました。
初めて、お風呂もテレビもない山小屋での宿泊も体験し、夜あまりにもやることがなくて
「塾の問題集持ってきたらよかったー!」
と言う始末。
勉強しない時間が長くなるとちょっと不安になるほど学習習慣が定着しているんですね。
それでも、自然に触れ、電気や水などの資源の大切さも身をもって知ることができ、とても有意義な体験でした。
5年生の夏休みは、まだまだエンジン全開とは程遠いものでしたが、1日1日目標をクリアしながら有意義に過ごせたと思います。
さあ2学期!
しっかり気持ちを切り替えて、少しずつ燃料投下していきます!
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2人の娘を育てる母。長女は小学校受験で大学までエスカレーター式の学校へ。一方、次女のプリンは公立小学校生活をのびのび満喫中の5年生。2年後に控えた中学校受験に向けていよいよエンジン全開!大手S塾に通いながらドタバタの日々を送っています。