新たな街のランドマーク「大井町トラックス」が開業し、賑わいを見せる大井町駅から徒歩7分ほど。駅前の喧騒からは一転、公園が点在するのんびりとした街並みに溶け込むように、青稜中学校・高等学校があります。
1995年に男女共学化して以降、大胆かつスピード感のある教育改革を進めている同校で、クラブ活動や委員会、行事に全力投球、青稜ライフを楽しんでいる生徒さん2人に学校生活についてお話をうかがいました。
メンバー
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Uさん
高校1年生
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Kさん
高校1年生
未経験でも踏み出せる!
全員で作り上げる行事も盛り上がります
剣道初段が目標!
やりがいを感じられるクラブ活動
クラブ活動は運動部も文化部もすごく数が多いので、自分の好きなこと、やってみたいことを選んでチャレンジすることができます。
私は中3まではバスケットボール部に所属していました。もともと運動が好きなので、高校でも運動部に入りたいと思っていて、剣道部を選びました。
バスケットボールはチームスポーツですが、剣道は1対1。まったく違う系統のスポーツをしてみたかったのが動機です。周りのみんなに追いつくのは大変ですが、少しずつできることを増やしていくのがやりがいになっています。
現在は、初段を取得するために審査会に向けて練習に励んでいるところです。

クラブ活動は多種多彩。部員数100人を超えるダンス部や生物部をはじめ、「青稜アニメーション(通称:稜アニ)」、「ドローン部」、「七宝部」といったユニークな部活もあります。(青稜中学校・高等学校)
学年の枠を超えてつながれる体育祭
体育祭は中高別日程で、京王アリーナtokyoで開催されます。中学は1~3年の5クラスを縦割りで5ブロック(5色)に分けた対抗戦で、高校になるともうちょっと複雑で、高1~3年の全クラスを4ブロックに分けて戦います。学年の枠を超えて、チームみんなで盛り上がれるのが楽しいです。
私たちのクラスは今年度赤組で、優勝しました!高3の赤組団長がとてもかっこよかったです。あれを見て、「いつかは自分も団長になる!」と思った子がたくさんいると思います。
体育祭の前には各クラスで団旗を作ります。そのときは絵の上手な友だちが大活躍。運動が得意な子もそうでない子も、みんながどこかで輝ける青稜の一大行事のひとつです。

2026年度の体育祭は5月末に開催。終了後、教室内の黒板横に、体育祭のために作ったクラスの団旗が飾られていました。体育祭は当日だけでなく、準備段階からみんなが盛り上がれる一大イベントです。(青稜中学校・高等学校)
仲間と協力して創り上げる青稜祭
文化祭にあたる「青稜祭」は、クラスのみんなが仲良くなれるイベントです。中1、中2は展示がメインで、出し物ができるのは中3から。中3のときはお化け屋敷をやりました。
最初に映像を見てもらって、そのストーリーをもとに仕掛けを工夫したお化け屋敷に入って、怖がってもらうという企画で、夏休み前から映像撮影班が準備をするなど、みんなで団結してがんばりました。
来場者のみなさんに投票用紙をお渡しして、学年ごとの優勝、準優勝、3位を選ぶシステムがあるのですが、去年のお化け屋敷はトップ3に入れませんでした。今年こそリベンジしたいと思っていて、またお化け屋敷をやる予定です。
今は文化委員が中心となってくれていますが、どんなことをするか、みんなでアイデアを出し合っているところです。全員が協力して1つのものを作り上げるという過程も青稜祭の醍醐味で、やり終えたときはものすごい達成感を感じられます。

秋に行われる「青稜祭」は、学校見学の一環として一般の方の来場も可能です。工夫を凝らした出し物を楽しめるのはもちろん、生き生きとした生徒たちの姿が見られるとあって好評です。(青稜中学校・高等学校)
誰かのため、自分のため。
貴重な体験がたくさんできる学校です
みんなの喜ぶ顔が見たくて
応募した生徒会活動
中2から生徒会の活動に参加して、高1の今も継続しています。
きっかけは、中2で学級委員を務めていたときに、先生から「学級委員の中で生徒会活動に応募してみたい人はいる?」と声をかけていただいたこと。勉強や部活も忙しいですが、中高一貫校なので、生徒会活動にもチャレンジできる余裕はあると思いましたし、みんなのために学校をよりよくしていく活動を継続して長く続けられるのがいいと思って応募しました。
春に新入生の歓迎会を企画・運営したり、年度末には高校生の卒業パーティーも開催したりしました。
ビンゴ大会や謎解きゲームをしたのですが、ビンゴの景品がゲーム機やテーマパークのペアチケットなど豪華だったためか(笑)、すごく盛り上がりました。みんなが喜ぶ姿が見られたのが何より嬉しくて、やってよかったと思いました。

生徒会の活動は、生徒が望む校則の改定を先生方に掛け合うこともあれば、新入生歓迎会や高3の卒業パーティー(写真)といった楽しいイベントを主催することも。(青稜中学校・高等学校)
国際理解が身につく、
英語研修プログラムが充実
帰国生が多いこともあり、ネイティブの先生による英語の授業はもちろん、国内外での体験型の英語研修プログラムがたくさんあります。
中学生対象の「EFP(English Fun Program)」というイベントが楽しかったです。学校内で2日間、ネイティブスピーカーの先生とほぼ英語漬けで過ごしました。
僕は保育園のころから英会話教室に通っていたので、英語への苦手意識はありません。なので、EFPは英語で自分の思いを表現するいい機会になりました。
フィリピン、スーダン、イギリスなど、いろいろな国の方が来てくださったので、さまざまな国のことを知ることができたのも、国際理解という観点から、とても貴重な体験だったと感じています。

中学生対象の「EFP(English Fun Program)」は、丸2日間、校内で8~9名の生徒が1グループとなり、ネイティブスピーカーとともに英語を楽しむイベントです。(青稜中学校・高等学校)
僕たちのアイデアが形になる
「ゼミナール授業」が楽しい!
中2と中3で、自分が学んでみたいことを選択して参加する「ゼミナール」が面白かったです。
中2のときは校長先生のSDGsのゼミを選びました。実際にさまざまな企業の方が来てくださって、未来をよくする取り組みについてお話をうかがったり、グループディスカッションをしたり……。
校内にアイスクリームの自販機が設置されているのですが、そのアイスクリームのメーカーの方とは、食べた後に出るゴミの分別という課題から、プラスチックの棒のリサイクルに発展。エコ箸やエコカップなどに再生して、卒業記念品として生徒にプレゼントするという形にまで発展しています。
僕たち生徒のアイデアが実現していくのが嬉しいですし、それぞれがSDGsを身近な問題として捉えられていると思います。

校内には、アイスクリームの自販機が設置されており、生徒たちに大人気。アイスクリームメーカーは青田校長のゼミにも協力。SDGsを切り口に、未来のために企業と学校、生徒たちが一緒にできることを模索します。(青稜中学校・高等学校)
学校探検レポート

「グリーングラウンド」と呼ばれる校庭は、水はけのよい人工芝。体育の授業や部活動で使用されます。(青稜中学校・高等学校)

自然科学部の部室でもある実験教室「理科室B」には、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類まで、120種類ものさまざまな生き物が。自然科学部は部員数100人を超える人気の部活動です。(青稜中学校・高等学校)

「鉄道自動車部」は、電気で走るエコカーを自作したり、ペーパージオラマを製作して大会で金賞をとるなど、幅広く活躍しています。(青稜中学校・高等学校)

放課後、「アトリウム」と呼ばれる校舎1階の広いスペースに大きな鏡を設置し、ダンス部の生徒たちが練習に励みます。各種大会での入賞実績も多数。「踊る喜びはもちろん、振付けや音楽を自分たちで考えて創り上げるのが楽しい」と生徒さん。(青稜中学校・高等学校)

「青稜祭」に向けて、あるクラスでは終礼の時間に出し物についての話し合いが行われていました。文化委員を中心に、事前にアンケートを行い、提出されたアイデアを集約。さらなる話し合いや投票により、当日の出し物の詳細を詰めていきます。(青稜中学校・高等学校)