【2026先生インタビュー】東京都市大学等々力中学校・高等学校 世のため、人のために活躍できるグローバルリーダーを育成

東急グループの礎を築いた五島慶太先生が、「世の中のために、人のために」という思想のもとに創立した歴史を持つ、東京都市大学等々力中学校・高等学校。
ノブレス・オブリージュの精神のもと、充実したグローバル教育や探究的な理科教育、ICT教育を推進しています。「生徒同士が刺激し合える環境を整えたい」と語る入試管理部部長の岩倉精先生にお話を伺いました。

東京都市大学等々力中学校・高等学校入試管理部 部長 岩倉 精 先生

入試管理部 部長 岩倉 精 先生
誰もが自分らしく輝ける場所で、温かく背中を押し続けます

6年間の一貫教育で「共生」「英知」「高潔」を育む

本校の根っこにあるのは、「noblesse oblige(ノブレス・オブリージュ)」という教育理念です。
「高潔な若人が果たすべき責任と義務」という少し難しい言葉ですが、私たちはこれを分かりやすく「共生」「英知」「高潔」の3つに分けて生徒たちに伝えています。

中学1年・2年では仲間や社会と共に生きる「共生」を、中学3年・高校1年では探究心を刺激する「英知」を教育目標とし、そして最後の2年間では、自律して自立学習できる「高潔」な人を育むべく、われわれ教職員が全力でサポートしています。

未来を見据えた英語教育と、
ワクワクがつまった理科の実験

本校のもう一つの大きな柱が「グローバルリーダーの育成」です。多様化する国際社会において、グローバルな視点に立ち、リーダーシップを発揮できる大人になってほしい。
そこで、海外留学や語学研修には特に力を入れています。高2での全員参加の語学研修(イギリスまたはシンガポール)をはじめ、長期留学の制度も充実しており、留学帰りの友だちの話を聞いた生徒が「次は自分も!」とモチベーションを高め合うすばらしい連鎖も生まれています。

東京都市大学等々力中学校・高等学校

高校2年の全員参加の語学留学の他、希望者を対象にしたターム留学も。選抜制のカナダ留学(10ヶ月)は、留学先で取得した単位を日本でも使えるため、帰国後は留年せず進級できるのも魅力です。(東京都市大学等々力中学校・高等学校)

校内ではネイティブ講師による指導はもちろん、毎朝AIを活用した英語学習の時間を設けているほか、放課後にはネイティブ講師や留学生と交流できる「イングリッシュサロン」を開放して、日常的に英語に親しめる環境です。

また、理系人材の必要性が叫ばれる中、本校の自慢のひとつが実験重視の理科の授業です。中学1年・2年の理科は、ほぼすべてが実験で、化学・生物・物理の3つの専用実験室を駆使しながら、生徒たちの「なぜ?」を引き出しています。

東京都市大学等々力中学校・高等学校

Super Science Todoroki Program「SST」。「本物を見て、触れて、確かめること」にこだわり、中学1・2年の授業をほぼ実験に費やす独自の理科教育です。(東京都市大学等々力中学校・高等学校)

デジタルと手書きのハイブリッドで身につく
「自分を客観視する力」

学校生活ではICTも大活躍しています。生徒全員がiPadを持ち、学習支援アプリを活用して予習・復習や情報共有を行っています。

東京都市大学等々力中学校・高等学校

生徒は全員が1人1台のiPadを所有しています。英語の音読課題の採点にAI測定機能を活用したり、宿題の提出も。「課題提出にはiPadが圧倒的に便利です」との生徒の声も聞かれました。(東京都市大学等々力中学校・高等学校)

その一方で、私たちが同じくらい大切にしているのが、アナログの「TQ(Time Quest)ノート」です。生徒たちは毎日、学習目標や時間の使い方を手書きしているのですが、一番のポイントは端っこにある「リフレクション(振り返り)」の欄です。

1日の終わりに「今日の自分はどうだったかな」と客観視する習慣(メタ認知)をつけることで、日々の生活のあらゆる場面で自ら考え、判断し、行動できる自立心がしっかりと育っていきます。

東京都市大学等々力中学校・高等学校

見開きで1週間が見渡せる「TQノート」。上段にはその日に取り組みたいことを記入、下段には実際にやったことを書き込みます。ページ端にあるリフレクションの欄で1日の振り返りを行うのも大事なポイントです。(東京都市大学等々力中学校・高等学校)

みんなが自分らしくいられる場所で、
イキイキと輝く「一番の自慢の生徒たち」

説明会などで学校長がよく「うちの1番の自慢は生徒です」とお話しするのですが、本当にその通りで、校内はいつも生徒たちのイキイキとした活気であふれています。
クラスという安心できる居場所に加えて、部活や委員会など、誰もが「自分らしく力を注げる場所」を見つけられるのも本校のいいところです。

東京都市大学等々力中学校・高等学校

運動部と文化部を合わせて27もの部活動があり、入部率は中高全体で9割に上ります。青々とした人工芝のグラウンドでは、女子フットサル部が練習を行っていました。(東京都市大学等々力中学校・高等学校)

生徒会を中心に自分たちの手で髪型やスラックスの校則を変えていったり、今年からは文化祭だけでなく、学校説明会の案内やガイドまで生徒たちが主体となって運営してくれたりしています。

入試制度も進化しており、帰国生入試や英語選択型に加え、より多様な素養を持った仲間が集まることを目指して、ワーク形式の「アクティブラーニング型入試」も実施しています。

東急グループの創始者である五島慶太が、地域や社会への貢献を願って立ち上げたこの学校で、多様なカラーの仲間と刺激し合いながら、「自分のことも大事にしつつ、誰かのため、世のために動ける立派な人」へと羽ばたいていけるよう、私たちはこれからも温かく背中を押し続けます。

お話を伺ったのは

東京都市大学等々力中学校・高等学校 入試管理部 部長 岩倉 精 先生