【座談会2019】先生に愛され、友達と一緒に泣き笑いした6年間がその後の人生の力に

メンバー

校長 平間 宏一 先生

  • Aさん

    国際教養クラスの中2に長女が在籍

  • Bさん

    高3に長女が在籍

  • Cさん

    高3に長女が在籍

横浜女学院中学校高等学校
みなとみらいを中心に、横浜の街を一望できる山手の丘に建つ横浜女学院中学校高等学校。キリスト教の精神に基づく「愛と誠」の人間教育と、生徒一人一人の可能性を伸ばす学習指導で、希望の進路への実現を目指します。中1、中2では自学自習を習慣づけるため、大学生のチューターがサポートする「勉強クラブ」を開催。常日頃から学習に取り組みやすい環境を設けています。

「我が校自慢」をとことん!校長先生×保護者 座談会を開催!

ここが魅力①
中学は自我のぶつかり合い
悩み、苦しむことで、人として成長する

Bさん
6年生の12月に「クリスマスの集い」で初めてこちらに来て、「互いに尊敬し合い、認め合い、助け合う」という校長先生のお話を聞いて、温かい学校だなと親子で魅力を感じ、この学校を選びました。中1、中2のころは女子だけという環境の中、クラスや部活で自分の気持ちをうまく伝えられないと考え込むこともあったようです。でも、常に見守ってくださる先生方、自分が辛いときにそばにいてくれる友達がいるというありがたさ、心強さを体験し、高校生になってからは「この学校で本当によかった」といつも話しています。

クリスマス礼拝(横浜女学院中学校高等学校:横浜市中区山手町)
▲クリスマス礼拝(横浜女学院中学校高等学校:横浜市中区山手町)

平間校長
学校説明会では、「この学校は人生を一緒にする学校です」と話します。教師は生徒が苦しいときも嬉しいときも常に寄り添い、生徒には「自分はかけがえのない尊い存在である」ことを知って欲しいと思っています。

親ばかみたいに聞こえるかもしれませんが、うちの生徒はみんな素直でいい子。ほんとに可愛いいですよ。校長室には毎日生徒が私と話をしに来ます。先生への不満を直訴しに来る子もいますし(笑)、勉強や友達の悩みもあります。部活でがんばったとか、英検に合格したなど嬉しい報告もあります。

昼休みにお弁当を一緒に食べながら、話すこともありますし、多いときには、廊下に列を作って並ぶので会議室から椅子を借りてくることもあります。とにかく聞いてあげることが私の役割。その中で、生徒は言ってよいこと、悪いことのマナーや距離感も学んでいます。

Bさん
担任だけでなく、いろんな先生が親身になって相談に乗ってくださるのもいいですね。高3の娘は受験勉強が大変な時期ですが、理科の先生と一緒にメダカを飼育しています。放課後、メダカのお世話をしながら先生と話すのが、心の癒しになっているそうです(笑)。

平間校長
職員室も壁がなくオープンです。職員室前の廊下は、休み時間や昼休みになると、生徒で溢れています。苦手科目を教えてもらったり、部活の報告に来たり、ただ先生と話すために来る子もいますね。

Bさん
娘も中2のときに友達と揉めていたことがあって、その時は先生に呼び出されて、「お互いに言いたいことをいいなさい」と言われ、先生の前で思い切り言い合いをしたようです。その後はすっきりしたみたいで、仲直りです。

平間校長
中学のときは自我のぶつかり合いです。女子校ですから、男の子の目がないので、ほんとに遠慮がありません。でもそうしてぶつかることで、中1で緊張していた子たちも、どうやったら解決できるか考えられるようになります。涙を流して成長するんですよ。

ここが魅力②
リベラルアーツを学ぶ国際教養クラス
英語はもちろん、第二外国語で視野を広げる

第二外国語「中国講座」では、中華学院で授業を受けるプログラムも(横浜女学院中学校高等学校:横浜市中区山手町)
▲第二外国語「中国講座」では、中華学院で授業を受けるプログラムも(横浜女学院中学校高等学校:横浜市中区山手町)

Aさん
学校見学の時、石川町駅からの急な坂を上がっていくのが大変だったので、この学校はない!(笑)と娘と話していたのに、横浜女学院を何度か見学するうちに対応してくださる先生方のお話しに引き込まれていきました。娘は小さい頃から英語を学んでいたので、英語に触れる機会が多い国際教養クラスを受験し、合格をいただきました。

平間校長
国際教養クラスはリベラルアーツを学ぶことを目的としていて、英語、国際教育に重点を置いていますが、最後まで文理分けをしないことも特長です。文系大学へ進む子も受験に必要ないからと微分積分や物理を学ばないということはありません。

大学入試に向けた学びではなく、一生役に立つ知性、教養を身に付けます。国際教養、アカデミーともに授業時間数を確保するために週6日制とし、月曜から金曜までは6時間授業から7時間授業に変更、土曜日は4時間授業です。

Aさん
国際教養コースは、英語だけでなく、第二外国語の授業も楽しそうです。中国講座、ドイツ講座、スペイン講座があり、言葉だけでなく、文化も学びます。夫が一緒に仕事している方がスペイン人で、娘はスペインの文化について調べたことを一生懸命夫に話していました。

平間校長
第二外国語は、国際教養クラスは必修で、アカデミークラスは選択で履修することができます。異文化に触れて、世界への視野を広げてほしいというのが目的で、そのためにまず言葉を学びます。

中1の中国講座では、中国語を勉強し、夏休みに3日間、学校からすぐの中華学院で小学校レベルの算数を学びます。他にも横浜市都筑区仲町台にあるドイツ学園の生徒と交流したり、スペイン語圏であるメキシコのお菓子を作ったりします。机上の勉強だけでなく、実際に異文化に触れる体験を大切にしています。

ビタミンママ中学受験情報号

クリスマス礼拝(横浜女学院中学校高等学校:横浜市中区山手町)
最新情報をチェックしよう!