秋から冬の食卓に欠かせない食材のひとつ、「きのこ」。
きのこには、おもしろいひみつがたくさんあるのをご存じですか。ここでは、きのこのひみつと、お家でよく食べるきのこを紹介しています。お子さんと一緒に、「きのこ」について知識を深め、秋の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。
紹介記事は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:きのこのまきで掲載しています。
ふしぎがいっぱいきのこのひみつ
Q.1きのこは、生で食べられるの?
お腹がゆるくなってくるがあるので、マッシュルームの以外きのこは、加熱して食べましょう。サラダにして食べたいときは、 電子レンジで1分ほど加熱しましょう。
Q.2きのこは、洗ったほうがいい?
料理をするまえに洗うと、栄養がが水にながれ出てしまうので、きのこに汚れがついていたらペーパータオルでふき取るくらいにします。スープや炊き込みごはんなら、そうしているときに水にとけ出した栄養も残さずとれます。また、油で調理すると栄養がが凝縮されやすくなるので、炒めものや、バターで味つけしたホイル焼きもおすすめです。
Q.3きのこは、どの部分まで食べられるの?
しめじやえのきたけなどの下の茶色くなっているところは 「いしづき」といって「ばいち」(栄養や水分、木のくずなどを混ぜ合わせたもの)についていた部分は、食べられないので、切り落として使いま。。しめじを少ししか使わない料理のときは、1本ずつつまんで引き抜くと、「いしづき」からスッとぬけるので包丁がいりません。
Q.4きのこには、どんな栄養があるの?
きのこには、身体をつくるたんぱく質や身体の調子をととのえるミネラル、いろいろな種類のビタミンが含まれています。 とくに、まいたけにはビタミンDがたくさん! ビタミンDには、牛乳やチーズなどと一緒に食べると、カルシウムの吸収をよくする働きがあり、骨を元気にします。どのきのこも食物繊維がたくさん含まれているので、お腹の調子も整えてくれます。
Q.5きのこは、どのくらいもつ?
野菜室に入れて、2~3日中に食べましょう。使い切れないぶんは、干すか、冷凍保存がおすすめです。冷凍したきのこは、自然に解けてから使うか、凍ったまま調理したほうがおいしく食べられるので、きのこを冷凍するときは、食べやすくきるなど、使うときのかたちで冷凍すると便利です。
Q.6わたしたちがいつも食べているきのこは、どうやって作られているの?
きのこは、栄養や水分、木のくずなどをまぜ合わせた「ばいち」に、きのこのもととなる菌を植えて作ります。ふかい山の中と同じ環境を再現した部屋で育てて、いちばん美味しいタイミングで1株ずつ収穫します。まいたけは、1株の重さが800~900グラムにもなります。
色やかたちもさまざま、きのこ図鑑
ぶなしめじ:山では倒れたブナの木などに生えるので、ぶなしめじと呼ばれています。
かさの真ん中には、まだら模様があります。
しいたけ:かさは茶色からうすい茶色で、かさの裏がわには白いひだがびっしり。
乾燥させたものが「干ししいたけ」です。
まいたけ:かさは扇子を広げたようなかたちで、しゃきしゃきとした歯ごたえが特徴です。白色もあります。
まつたけ:香りが人気で、アカマツなどの林に生えるので、まつたけと呼ばれています。栽培がむずかしく、高い値段で売られています。
えのきたけ:暗く涼しい部屋で育てらているので、白くて細長い。山に生えいているものは茶色で、かさが大きく見た目がちがいます。
なめこ:山では秋になるとかれた木にたくさん生えます。つるんとしたぬめりがあり、見た目もつやつやと光ってみえます。
マッシュルーム:ヨーロッパからきたきのこで、ころころとした丸いかたちで、白色と茶色があります。生のままでも食べられます。
エリンギ:ヨーロッパからきたきのこ。歯ごたえがはこりこりとして弾力があります。食べやすい味と香りが人気です。
きくらげ:中華料理によく使われ、ぷりぷりとした歯ごたえがあります。乾燥させたものがおおく売られています。
ひらたけ:日本ではむかしからよく食べれているきのこのひとつ。かさが平らであつく、重なり合うように生えています。
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