空から舞い降りる白い雪にさまざまなメッセージをのせて、たくさんの絵本が生まれました。
暖かい部屋で、お子さんと一緒に読んでください。
紹介する絵本は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:あつあつふうふうのまきで掲載しています。
『エルマーのゆきあそび』(BL出版)
パッチワーク柄の象のエルマーは寒がっている仲間たちを散歩に連れ出します。着いたところは真っ白な雪山。象たちがはじめての雪に大騒ぎしているうちにエルマーがいなくなってしまいます。
『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』(福音館書店)
けいてぃーはキャタピラつきの赤いトラクター。働き者なのでとても頼りにされています。冬が来て、まだ雪が少ない間は待機していますが、大雪になるといよいよ出動です。雪をかきわけ、ぐんぐん走って町のみんなを助けます。
『ぼく、ふゆのきらきらをみつけたよ』(徳間書店)
雪の中から顔を出したモグラは木の下にきらきら光るものを見つけました。大切に持って帰ろうとするのですが、きらきらは途中で消えてしまいます。
そんなもぐらの話を聞いた仲間たちがあるものを見せてくれました。
『ゆきのようせい』(岩崎書店)
土の中の雪虫たちが目を覚まし、生き物たちに冬の訪れを知らせようと次々に飛び立っていきます。一匹だけ出遅れてしまった雪虫は、すでにみんなが冬の訪れを知っていてがっかり。ところが街で一人の男の子が雪虫を見つけて…。
『ゆき』(あすなろ書房)
どんよりとした灰色の空に雪がひとひら落ちてきました。街の人々は、こんなのは雪ではないよと言うけれど男の子と犬は外に飛び出し飛んだり跳ねたり踊ったり。どんどん雪は降ってきて街中真っ白に…。
『ふゆのひのトラリーヌ』(偕成社)
お花が大好きなトラリーヌ。雪が積もり、庭の手入れができないので編み物をしていたらいいことを思いつきました。毛糸でどんどんお花を作って公園の木に飾りつけるのですが、強い風が吹いてきて…。
『ゆきのしたのおともだち』(くもん出版)
外は大雪。土の下で退屈しているウサギのところにモグラが現れます。一緒に遊ぶと楽しくてもっと仲間が欲しくなり、モグラの後についてせっせと穴をほって動物たちを誘いに行きます。
『お化けの冬ごもり』(BL出版)
屋敷に雪女たちがやってきて、お化けたちが大集合。久しぶりの集合でうれしくなったお化けたちは雪合戦で大盛り上がり。ところが、みんなでかまくらをつくっていると大雪降らしの雪入道がやって来たので、さあ大変です。
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