【親子でクッキング】おいしい 腸活レシピ「さつまいもとりんごのトースト」

まだ小さくても、おなかの悩みをかかえているお子さんがたくさんいます。
今回は、秋の味覚をつかった手軽な腸活おやつをご紹介します。

紹介するレシピは、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:2025年秋の号で掲載しています。

トースト作りに挑戦するのは

3歳になる、もねちゃんはバナナがだいすきな元気な女の子。
ママの彩さんは料理の先生です。
きょうはお姉ちゃんのりほちゃんも一緒におやつ作りを楽しみます。

(彩さん、もねちゃん、りほちゃん)

子どもの腸活
秋の味覚で、腸がよろこぶおやつ時間

秋が旬の「さつまいも」と「りんご」には食物繊維がたっぷり。食物繊維には腸の動きを助けて、お通じをスムーズにしてくれる働きがあります。甘みには「てんさい糖」を使用しました。「てんさい糖」は、腸の善玉菌のエサになるオリゴ糖が豊富な、やさしい甘さの砂糖です。ペーストをぬる食パンを全粒粉のパンをにすれば、さらに食物繊維がアップします。

さつまいももりんごも、ペーストにすることで料理の幅が広がります。ヨーグルトにのせてもおいしく、朝食やデザートにもぴったり。ヨーグルトは乳酸菌を含む発酵食品で、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。食物繊維+発酵食品+オリゴ糖のトリプル効果で、腸内環境をよりととのえやすくなりますよ。おいしく食べて、腸もごきげんに。そんなおやつ時間を、ぜひ親子で楽しんでくださいね。
お話:なのはなキッチン主宰 管理栄養士 富山 彩

てんさい糖 てんさい(ビート)の根に蓄えられた甘みを取り出して作った砂糖。

自然な甘さをいかして
「さつまいもとりんごのトースト」

【材料(トースト4枚分)】
さつまいも:1/2本(皮をむいて約100g)
バター:10g
てんさい糖…小さじ2
牛乳…大さじ1~2
りんご(中)…⅓個(約100g)
てんさい糖(りんごのコンポート用):小さじ1
食パン(6枚切り):4枚
★おやつとして食べる目安は、1歳半~2歳は食パン8枚切り1枚、3~5歳は6枚切り1枚です。

【作り方】
①さつまいもをつぶす
さつまいもは皮をむいて一口大に切り、耐熱容器にいれる。水小さじ2をふってラップをかけ、600Wの電子レンジで約3分加熱する。熱いうちにフォークやマッシャーでつぶす。バター、てんさい糖、牛乳を加えてまぜる。※さつまいものかたさによって牛乳の量を調整してください。

②りんごのコンポートをつくる
りんごはしんをとって皮をむき、5㎜厚さのいちょう切りにする。耐熱容器にてんさい糖とともにいれてさっとまぜ、ラップをかけ、600Wの電子レンジで約2分30秒加熱する。


③さつまいもとりんごをあわせる
スプーンなどで①と②をまぜあわせる。

④パンにぬって焼く
食パンに③をぬり、トースターの中~強で約5分、みみがこんがりきつね色になるまで焼く。

出来上がり!

りほちゃん「やさしい味がするね」 もねちゃん「おかわりしたーい!」

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