お米のおいしい季節です!
米食中心の日本人としては、毎日食べるものだから、他の何をおいても、お米をおいしく食べたいと思う人も多いはず。
だからこそ、お米の環境も日進月歩。超高性能炊飯器の登場やお米の種類の細分化など、ご飯をおいしく食べるための技術や工夫は日々進化しています。
そして、お米の炊き方の常識も様変わり!
昔は、お米は「研ぐ」もので、‛ごしごしぎゅっぎゅ’とお米どうしをこすり合わせるようにして、白くなった洗い水を何度も交換したものですが、精米技術の進歩の結果、最近のお米は「研ぐ」というより「洗う」感じにした方がいいと言われています。
「お米を研ぐ」ってどういうこと?
「お米を研ぐ」というのは、 精米したお米の表面についている、ぬかやゴミなどを取り除いて、きれいにすることです。
収穫した稲は、乾燥して脱穀(もみからもみ殻をとる)し、「玄米」の状態にします。
その後、玄米の状態で保管されます。
玄米は、白いお米の周りに果皮や胚芽がついたもの。白米はそれらを除去したもので、その作業を精米(精白)といいます。
かつては、精米してもぬかが多分に残った状態であることが多く、お米同士をこすり合わせて、しっかり「研ぐ」ことでお米を磨いたものですが、現在の精米技術は進歩しているので、ぬかは、かぎりなくきれいに削りとられた状態です。
ですから、ことさら力を入れて磨かなくても、研ぎ始めると案外すぐに洗い水が透き通り、きれいになります。
最新のお米の研ぎ方は、「やさしく、素早く、3回ぐらい」で十分なのです。
お米のことなら全農パールライスに聞いてみよう!
全国のお米の販売、米食普及活動を推進している全農パールライス株式会社のホームページでは、「普通精米」「玄米」「無洗米」など、それぞれのおいしいお米の炊き方を紹介しています。
そのほか、お米の保管の方法やお米のでき方など、お米にまつわる情報を楽しく、わかりやすく紹介しています。
お米を使った料理レシピなどもたくさん紹介されているので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。