親子で読みたい！心弾む「春」を感じるえほん【もっと絵本を読もう！】

木々が芽吹き、花のつぼみがほころぶ春。
冬眠していた虫や動物たちも登場する、春の絵本を紹介します。
親子で、心弾む「春」を感じませんか？

紹介する絵本は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」：ぎょうざのまきで掲載しています。

『くさはら』（福音館書店）

【文:加藤幸子絵：　酒井駒子　福音館書店　　990円(税込)】

蝶々を追いかけるうちに女の子は背の高い草の中に迷い込みます。子ども目線で感じる自然の中での興奮や不安を描きます。

『ちょうちょうひらひら』（こぐま社）

【文：まど・みちお　絵：にしまきかやこ　こぐま社　990円(税込)】

蝶々が飛んできて、動物たちに止まっていきます。蝶々が止まるとみんな笑顔に。あれれ、ぞうさんには止まってくれないの？

『わかくさのおかで』（偕成社）

【作：かじりみな子　偕成社　1，540円(税込)】

うさぎのラビッタちゃんは家族でピクニックに出かけます。遊んでいたら妹の姿が見えなくなってしまい、さあ大変！

『はるですはるのおおそうじ』（福音館書店）

【文：こいでたん　絵：こいでやすこ　福音館書店　990円(税込)】

３匹のねずみが春の大掃除。庭に出したものを次々に友達にあげてしまい、気がつくと家の中のものがほとんどなくなっていました。

『ねっこぼっこ』（平凡社）

【著：ジビュレ・フォン・オルファース　訳：秦理絵子　平凡社　1，650円(税込)】

「春が来るよ」と、大地の母さんに起こされたねっこぼっこたち。春の準備を整えて外の世界へ繰り出します。

『うんめぇめぇし１のはらのごはん』(ほるぷ出版)

【作：おくはらゆめ　ほるぷ出版　1，540円(税込)】

暖かい風が吹く日、ふたごのやぎは「うんめぇ」たべものを探しに出かけます。春の野原で見つけた「うんめぇ」ものは？

『ピクニック』（教育画劇）

【作•絵:　たちもとみちこ教育画劇 1，320円(税込)】

こぶたちゃんはお母さんが作ったサンドイッチとレモネードを持って森の仲間たちとピクニック。美しい色彩のしかけ絵本です。

『おでかけのまえに』（福音館書店）

【作:筒井頼子　絵：林明子　福音館書店　990円(税込)】

家族でピクニックに出かける支度を手伝うあやこは失敗ばかり。お父さんとお母さんは優しく寄り添います。

『はるのやまはザワザワ』（徳間書店）

【作・絵：村上康成　徳間書店　1，540円(税込)】

冬の山に春の訪れの気配。きつつきに起こされた子熊のグルルがお母さんと山へ出かけると、あちらこちらからいろいろな春の音が。

えほんを紹介してくれた人

えほん専門書店「南と華堂」　井上　優子さん　
子育てをするなかで、親が子どもに絵本を読んであげるということが、子どもにとっても親にとっても、とても大切なんだということを実感し、絵本の魅力に惹かれて、読み聞かせボランティアの活動を10年ほどしてきました。親の介護のため実家に移り住むことになり、絵本の魅力を伝えることをライフワークにしたいという思いから、日野市南平に絵本の店「南と華堂」を開きました。「南と華堂」HPへ