夜空にうかぶお月さまは、人も動物も山も川も街もやさしく照らします。
お月さまにまつわるたくさんの物語。今夜は、どんなお話をしましょうか。
紹介する絵本は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:きのこのまきで掲載しています。
『つきのぼうや』(福音館書店)
「つきのぼうや」は、夜空のお月さまに池に映るもう一つのお月さまを連れて来てほしいと頼まれました。さあ池上に向けて、雲を抜け、街を通り、ついにたどり着いた海の底でぼうやが見つけたものは?
『もしきみが月だったら』(光村教育図書)
月はただ浮かんでいるだけに見えるけど、いろんな役割をしていることをお月さまが女の子に教えてくれます。月の動きや特徴について楽しく学べます。
『14ひきのおつきみ』(童心社)
ねずみの兄弟たちが、はしごを使って高いクヌギの木に登り、枝を切ったり、紐で結んだりしてお月見台を作ってます。今夜は満月。刻々と夜が近づき、おだんごやどんぐりをお供えします。お月さまがまあるく空に輝きます。
『おつきさまのおさんぽ』(Gakken)
空のお月さまに何かが絡まってするすると街に降りてきました。お月さまは嬉しくなってお散歩を始めます。お月さまが通ると、どこもぴかぴか光り、古びた遊園地の乗り物も元気に動き出しました。
『こねことおつきさま』(徳間書店)
真っ白な野良猫がミルクを飲みに農場に向かうと、あれれ?お月さまがついて来て、木に登ったと思ったら川に落ち、まるで一緒に遊んでいるみたいです。月の不思議を子猫の目線で描くフランスの名作絵本。
『ぼく、おつきさまがほしいんだ』(徳間書店)
土から顔をだしたもぐらは、夜空に光る月を見つけました。どうしても手に入れたくて棒でつつこうとしたり、木に登ったり。水たまりに映ったお月さまを取ろうとして手を伸ばすと、とうとう月は消えてしまいました。
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