ふだんなにげなく使っている調味料ですが、実はふしぎなヒミツがいっぱい!
今回は、甘くていろいろな料理やおかしに使われている砂糖のヒミツを紹介します。
紹介する記事は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:2024年夏の号で掲載しています。
Q 砂糖はなにからできているの?
太陽の光をいっぱいあびた「サトウキビ」の茎、「てんさい」の根にそれぞれたくわえられた「あまみ」を取り出して作られたものが砂糖です。「サトウキビ」は日本では、おもに、あたたかい沖縄県や鹿児島県で、「てんさい」は、日本では、すずしい北海道で作られています。
Q 甘さだけでない砂糖のパワーって?
砂糖は甘い味付けをするだけではありません。肉に下ごしらえで砂糖をもみこむと、たんぱく質と水分を結びつけ、肉が硬くなるのを防ぎます。同じように、ケーキ作りなどで卵白を加えると、泡立ちやすくなります。食材に味を染み込みやすくしたり、パンの材料に加えてふくらみやすくしたり、くだものを砂糖づけやジャムして保存できるようにするなど、大活躍の調味料です。
Q 砂糖にはどんな種類があるの?
白い砂糖は「上白糖」とよばれる日本ならではの砂糖。少ししっとりしています。サラサラとしたくせのないあっさりとした甘さの砂糖は「グラニュー糖(グラニュ糖)、コーヒーや紅茶、おかしなどにも使われます。カラメル色をした砂糖は「三温糖」。独特にの風味があり、煮ものやつくだ煮などにおすすめ。ほかにも、ざらめ糖、氷砂糖、粉砂糖、黒砂糖など、さまざまな種類があります。
Q 白い砂糖は白く見えても実は透明って本当!?
「上白糖「」や「グラニュー糖(グラニュ糖)」は、白く見えますが、実は、無色透明な小さな結晶でできています。小さな氷の結晶である雪と同じ原理で、その表面から光がいろいろな方向にはね返るため、白く見えるのです。砂糖は作るとちゅうでよけいなものを取り除き、透明になった砂糖液を結晶化させて作っています。
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