日本では、秋は新米の季節です!
お米は世界各地で栽培され、主食として、または野菜として食され、地域によってさまざまな料理があるのをご存じですか。世界のお米は2万種以上あるといわれていますが、大きく分けるとジャポニカ種・インディカ種・ジャバニカ種の3種類。それぞれの品種の特徴と代表的な料理を紹介します。
紹介する記事は、食育と読書をテーマにしたフリーマガジン「おいしいえほん」:おにぎりのまきで掲載しています。
日本人の主食、ジャポニカ種
世界で作られるお米の約20%がジャポニカ種。日本、朝鮮半島、中国東北部、ヨーロッパの一部などで主に作られ、短く円形に近く、炊くと粘りとつやが出ます。最近では、アメリカやオーストラリア、中国でも生産量が増えています。
世界で最も多く作られている、インディカ種
世界で最も多く作られ、お米の生産量の約80%を占めています。中国の中南部、タイ、ベトナム、インド、マレーシア、バングラデシュ、フィリピン、アメリカなどで主に作られています。細長く、調理すると粘りが少なくパラパラとした感じになります。
主に熱帯地域で作られている、ジャボニカ種
インドネシア(ジャワ島)、アジアの熱帯地域、中南米、アフリカなどで作られていますが、生産量はわずかです。 幅が広く、大粒。味はあっさりして粘りがあります。最近の研究ではジャポニカ種の1つとして、熱帯ジャポニカともいわれています。
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